岡田監督解任、後任にはジョゼ・モウリーニョ氏

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日本代表監督に就任したジョゼ・モウリーニョ氏(写真はチェルシー監督時代)【(C)Getty Images/AFLO】

 31日、日本サッカー協会は、岡田武史氏を日本代表監督から解任したしたことと、後任にポルトガル人のジョゼ・モウリーニョ氏が就任したことを発表した。

 小野剛技術委員長は「バーレーン戦での結果よりも、内容を見て決断した。今後の発展性が見込めないと判断し、今回の交代に至った。」と会見で述べた。また、まだ時間を与えてもよかったのでは?という質問に対しては「(ワールドカップ本戦までの)残り時間を考えれば、これがぎりぎり。ドイツの二の舞は避けなければならない。」と時間的猶予の少ないことを強調した。就任するジョゼ・モウリーニョ氏については「非常にリーダーシップのある監督。現代サッカーの頂点に立つ監督の一人だと認識している。」とその能力を評した。

 川渕三郎キャプテンは「(解任は)しょうがない結果。ジョゼは世界的にも有名な監督でうれしい。」と語った。また、元代表監督のイビツァ・オシム氏は「(監督を)代えればすぐ結果が出るわけではない。ウサギはウサギでしかない。ただ、ジョゼが優秀であることは間違いない。」と今回の監督交代劇を語った。

 ジョゼ・モウリーニョ氏は45歳。FCポルト(ポルトガル)、チェルシー(イングランド)などで監督を務め、FCポルト時代にはUEFAチャンピオンズリーグを、チェルシー時代にはプレミアシップ(イングランド一部リーグ)を2連覇するなど、若き名将として名高い。昨年9月にチェルシー監督を退任して以来、監督業に携わっていなかった。

 モウリーニョ氏の来日は来月のキリンカップ前になる見込み。その際に就任会見も行われる。

(C)SPORT

[ スポーツナビ 2008年4月1日 11:36 ]

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